外付けHD

 出張時のデーターバックアップ用外付けHDを新しい物にしてみた。今まで使っていたものは容量、スピードともに不満を感じていたからだ。HDの容量アップとデーター転送時間の短縮を期待して、今回は250GBのIEEE1394b接続のものを選んでみた。
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 手前の透明筐体が今回購入したMercury on-the-Go。向こう側がこれまで使っていたLe Cie製80GB。Mercury on-the-Goはケースのみの販売で、中身には日立製のバルクHDを組んである。それまで使っていたLe Cie製80GBのIEEE1394接続のものと比べてデーターの転送時間がどのくらい違うのかを比較してみた。

 使用機材はMac Book Pro 2.4GHz メモリー4GB。データーは4.21GB、340ファイルの画像データーを使って転送時間を計ってみると

Le Cie 80GB(IEEE1394)→2分30〜35秒
Mercury on-the-Go(IEEE1394b)→1分55秒〜2分

と、期待した程の時間の短縮にはならなかった。スペックをわかる範囲で比べてみると

Le Cie 80GB:(IEEE1394) 
HDはどこの製品か不明
回転数:4200rpm
バッファ容量:2MB
シークタイム:12ms

Mercury on-the-Go(IEEE1394b)
HD:日立グローバルストレージテクノロジーズ製5K320-250
回転数:5400rpm
バッファ容量:8MB
シークタイム:12ms

 HDの回転数が上がり、バッファも大きくなっている。しかも実効転送速度はIEEE1394の倍の800Mbsのはずなのだが、今回のテストではスペックの違いからくる程、性能の差が出なかったのはなぜだろう?HDとの相性?使われているチップセットのせい?

…HDの容量が大きくなった事以外は、期待していた程の性能アップにはならなかったのが残念だ。
by hidenobu_02 | 2008-10-23 22:29 | Mac Book Pro | Comments(0)