仲良くなりたい_その4

 K3の画像を見て気を良くした反面、ローパスレス24Mの画像ってこんなものなのか?という疑問も湧いて来た。セットレンズ18~135mmをちょっと検証してみると。
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PENTAX DA18~135mm F3.5~5.6ED
撮影時焦点距離:18mm
35mm換算焦点距離:27.0mm
1/500 f8.0
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中心部100%切り出し
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右上部100%切り出し
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左上部100%切り出し。
 …レンズ収差補正、フリンジ補正などはOFFしてるので…けっこう歪みますね。
 それにしてもちょっと片ボケ気だなあ。f8.0まで絞ってこれかい?…と言う事はK3の実力はこんなものではないのかも知れませんね。ちゃんとしたレンズで撮ってみたかったなあ。
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 周辺部の光量落ちはそんなに気になりませんね。f5.6まで絞ればほとんど気にならないレベル。歪みますが、それ程嫌な歪み方じゃあない。補正もそれ程苦労しなくて済みそう。…レンズ収差補正を入れれば済む話しなのですが。

 ところで最も気になっていた「ローパスセレクター」作動時にどのくらい解像感が落ちるのかですが
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 400%拡大。左からローパスセレクター「OFF」、「TYPE1」(バランス重視)「TYPE2」(モアレ軽減重視)。葉っぱの葉脈がボケてゆくのがわかります。…まあ、ボケるっちゃあボケますが、このぐらい拡大しないとわからないですね。
 このレベルの解像感の変化なのは有り難いですが、派手に色モアレが出た時にどの程度軽減してくれるのかはちょっと疑問。…と言うことは「露光中にCMOSセンサーを微少駆動させることで、偽色やモアレを軽減」させておいて、さらに画像エンジン側でも何らかの「モアレ軽減処理」をしているのでは?と想像してしまう。今回は色モアレを発生させた写真が作れず時間切れで検証出来なくて残念。
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一緒に借りたFISH EYE 10~17mm EDも検証
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 中々好印象。f8.0まで絞れば周辺部まで良い感じ。f16までかな?それ以上はボケてきますね。このテの広角レンズは絞りすぎ禁物。
by hidenobu_02 | 2014-03-31 04:19 | K-3 | Comments(0)