三脚(雲台)
左がマンフロットブランドの141RC、右がボーゲンブランドの3030。ブランド違いの同じ物。
狭い所で使う場合の取り回し時、パン棒が邪魔にならないように自分でグリップを切り詰めたものも使っている。これでもカメラを固定するくらいの力はかけられる。このぐらいの長さで十分という事か?
他のメーカーでもクイックリリース方式の製品はあるが、この方式をいち早く取り入れて来たマンフロットに1日の長があると思う。と、言うよりも、私がこのクイックリリース方式の雲台を使い始めた頃は、他に使用に耐えるクイックリリース製品がなかったと言う事もある。クイックリリース方式は、あらかじめプレートをカメラボディに取り付けておくことによって、三脚へのカメラの着脱を容易にするというものだが、このプレートが無いと三脚にカメラを取り付ける事が出来ない。うっかりプレートを忘れて難渋した事があるので雲台そのものにはもちろん、ウエストバックや所有しているカメラバック全てに必ずひとつは入れておくようにしている。おかげで所有しているプレートは20枚くらいはあるはず。
現在、マンフロットで用意している樹脂製のプレートでも141RCとの互換性はあるが、古いプレートと現行のクイックリリース式雲台は互換性が無い。
左の141RCには現行プレートが使えるが、右の自由雲台の現行型のプレート装着部には旧型のプレートは装着出来ない。
このように現行型プレートの裏側には切り欠きがある。ここの切り欠きが無い為、旧型プレートは現行型雲台には装着出来ないのだ。何でこんなもの変更する必要があったんだろう? 現行型プレートでも旧型の雲台には装着出来るようになっているだけ良心的ともいえるが。この先、雲台をマンフロットの現行型にした場合は、プレートも全て新たに現行型の樹脂製を購入しなければならない。とりあえずは中古の雲台を手に入れてしのいだものの、いずれは全て新しくする事にならざるを得ないだろう。今から手持ちの旧型プレートを現行型プレートに徐々に変えてゆき、将来にそなえておくか? それともヤフオクや中古屋で旧型141RCもしくはBogen3030雲台を探して壊れた時に備えるか? さて…。